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ビデオを一回だけ見ました。

今年初先発のHB団に緊張が見られましたね。
No.8松葉の突破から目の前が10mは空いていたのに仕掛けられなかった場面で心が痛くなって、停止ボタンを押してしまいました。序盤だっただけに痛恨のミスです。一撃で7点に繋がったかもしれない場面を見逃し、さらにパスミスで相手ボールとなったので痛かった…。


ラインアウトDFも練習したことが出来ませんでしたね。
ほぼ全てクリーンチャッチされました。
アップセットを起こすならラインアウトDFが一番の近道なのですが…。


DFもラインを上げられませんでしたね。
WTBに持たせようとする立命館のアタックに付き合ってしまいました。

立命館は中京と違いサインを遂行しようとしないで、全員が穴を狙おうとする意識でコースチェンジしてきました。
判断でダミーとしたり、突破としたり…普段の練習の意識の差が出ましたね。
「文化の差」とも言えるでしょう。
そう…文化に革命を起こさないと…。


中京はカラショーと言えば、カラショーしちゃいますから。
考えることを拒否したり、コンタクトを嫌がったり、無駄走りを嫌がる選手には出来ない芸当です。


その結果、中京DFは出れない、ズレれない、止められない、DF優位な状況でも引いてしまうというパニック状態に陥ってしまいました。


良いところもありました。
点が離れても諦めないタックル!
本気のタックルは心に響きます。

サイズに上回る選手をひっくり返すシーンも多々ありました。

攻撃では意図的に数的優位を作り出すシーンも散見しました。
(パスミスで点には繋がりませんでしたが)

ゴール前ではFWに拘りすぎたでしょうか。HB団がコンビネーション不足だったことも相まり、意地になったところもあったでしょう。

No.8松葉がねじ込んだ2トライは意地の結晶ですね。

しかし攻め方を指示し、徹底するべきでした。これは私の反省です。




「差」は色んな局面で見られました。
ラグビー部としての「文化」が最たるものですが…。

サイズ、フィジカルは見つけやすい箇所ですが、簡単なスキルや基礎能力に差を感じましたね。

普通のパスをミス
普通のパスをキャッチミス
左パスの精度
空中戦で誰がキャッチするかのコミュニケーションミス
パスのスピード
スクラム
キックの滞空時間のコントロール、距離、精度
接点でのオフロードパスとフォローの声の有無
シークエンスがブレイクしたときの動きの判断
被・数的優位時に気がつかない等の危機管理
スタミナ

などなど


分かっちゃいたけど、伝え切れなかった関東関西との差、を感じられたのではないでしょうか。

1日2~3時間の練習を、今のままの意識で「こなして」いては埋まることのない差。
「こなして」いる選手が一人でもいると変わらない「文化」

それを体験できたことを無駄にしないように。


試合終了間際にトライを奪われ、インゴールで円陣を組み、何度も攻め続けては、返され、「悔しい」と呟いた気持ちを大切にして欲しいと思います。


立命館大学は、強く、速く、真面目で、チームとしての方向性をしっかりと持っているとの印象を受けました。

関西リーグの点差を見る限りでは関西でも上位と遜色ない力があると思います。選手権では瑞穂で対抗戦優勝の早稲田大学と対戦しますが、応援に行きたいと思います。頑張ってください!


さて、ビデオを一度見ただけの思いつきの文章でとりとめもないですが、カウンターの増加がいつもの3倍くらいなので取り急ぎアップします。


まだ次の主将も決まっていないですが、来年への道はもう始まっています。頑張ろう!



中京大学 体育会ラグビー部 監督
中本光彦

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中でも、コーチング演習(ラグビー)やゼミナール(コーチング)等の授業で「スタートコーチ」「ラグビーC級レフリー」の資格も取得できます。
注1)新スタートコーチは授業内講習で取得可能です。
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nakamom@sass.chukyo-u.ac.jp

中京大学スポーツ科学部 教授
中京大学ラグビー部監督

中本光彦

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