本日の名古屋学院大学戦と明日の朝日大学戦について

本日、名古屋学院大学さんとのBチームの試合が行われました。

この試合には、春にアキレス腱を断裂した４年生と、夏に足を骨折した４年生が出場しました。

共に昨年から公式戦に出場した実績のある選手で、正直なところ公式戦に出場できないことは戦力ダウンが否めない、チームとしては手痛い負傷でした。

普通ならラグビーを諦めてもおかしくない大怪我でしたが、彼らは諦めませんでした。

学生トレーナーや医療従事者と協力して、リハビリに励み、ついに今日試合に出場しました。

保護者や友人など多くの人たちが観戦に来てくださり、その思いを耳にすると、ラグビーとは人の気持ちや思いを動かす力があるスポーツなのだと改めて認識することができました。

広い日本の中の小さなコミュニティですが、世に必要であり、無くしてはいけないと感じることができました。

ご協力いただいた医療関係者や、足を運んでいただき応援してくださった皆様、シーズン末のけが人が多い時期に試合を組んでくださった名古屋学院大学さんに感謝したいと思います。

ありがとうございました。


さて、明日は朝日大学さんとの試合です。

今年は、昨年卒業した古田の代に低学年から公式戦に出場した選手が多かったため、試合経験が浅い選手が多いことが特徴でした。

加えて、夏合宿で練習試合ができなかったこと、主力に負傷者が出たことなど、仕上がりが遅かったことは否めません。

しかしながら、ここ数週間ぐんぐん成長しました。
主将の石川が復帰したくらいから徐々に調子が上がってきましたし、公式戦に出場できない上級生が力をあわせて、練習を盛り上げてくれましたね。
４年生で上記の他にも怪我などのために試合に出場できない選手はいたのですが、彼らの言動がチームを良い方向に導いてくれたと思います。

だから下級生も成長しましたね。
今週はAチーム対Bチーム（18人）でゲーム形式を行いましたが、その熱は公式戦のようでした。
泣けてくるほどでした。

明日は仲間の思いをのせて、全力プレーと応援とサポートで勝利を掴み取ろう！


中京大学ラグビー部監督
中本光彦