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新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

昨日から練習がスタートしました。
ウエイトトレーニングに励んでいましたね。

これから、成人式、テスト、就職活動など盛りだくさんですが、頑張りましょう!


さて、私は今年の冬休みは、ラグビーを見ることに例年の半分くらい時間を使いました。

削った半分を、

気分をリラックスさせたり、
本を読んだり、
録画がたまっていた大河ドラマを見たり、
近い将来のこと、
遠い将来のことを考えたりしました。

とても貴重な時間でしたね。


そんな中、大河ドラマ「西郷どん」の録画が溜まっていたので、

夜更かしして少しづつ見ていきました。

勉強がてら楽しんで観ようと。



しかし、私が受けてきた授業と、

歴史が語る物語に大きなギャップがあることに気がつきました。

勿論、脚本あってのドラマですから全てが史実と同じとはいかないことはわかっているのですが。

インターネットで調べたり、

受験時代の教科書やノートを持ち出して照らし合わせてみました。



表現の仕方や、立場で、

これほどまでに感情や印象が変わるものかと驚いた次第です。

とても勉強になりましたし、

とても心の内に残るドラマでした。

中京大学の学生にも(時間があるなら)視聴をオススメしたいと思いました。



さて、なぜわざわざ大河ドラマのことをブログにもち出したかというと、


リーダーシップや、
人としての生き様、
時代を見る目、
物事の捉え方、
進め方、
人の価値観など、

ラグビーに関係する、多くの学ぶことがあったからです。



今年はリーダーが(これまでよりもさらに)もっとリーダーシップを持ってラグビーに取り組むようにしたいですし、


フォロワーの態度もとても重要視したいのです。


リーダーの数もフォロワーの数ももっともっと増えるようにしたいのです。


思いの伝え方、伝えるタイミング、思いの受け取り方、行動への変換、継続、、、

必ずラグビーに通じます。




年末に読んだ本の一節から。
私の尊敬する先生の著書からです。
(前にも書きましたが私は無神論者です。)



「駕籠に乗る人 担ぐ人」 


駕籠は乗る人と、担ぐ人がいて初めて成立します。

どちらがいなくとも駕籠は意味をなさないのです。

両方がいて初めて意味を成します。


どちらが偉いでしょうか。

乗る人 担ぐ人 



そのどちらでもないのです。


みなさんも経験があるかもしれません。

地下鉄やバスでお年寄りの方に席を譲ろうとしたのに、

「結構です」と断られると大変後味の悪い思いをします。

それに対して「どうもご親切にありがとうございます」

と答えて座っていただくのはとても気持ちが良いものです。


譲ると言う行為が成立するにも、

それを受け取る相手がぜひとも必要なのです。

そこには優劣もなければ、

どちらが偉いと言うこともありません。


席を譲る人は席を施し、

譲られた人は席に座ることを施すのです。



授業についても同じことが言えるでしょう。

授業は生徒と教師の共同作業なのです。

生徒と教師のどちらが欠けても成立しません 。

教師が一生懸命に板書し授業をしたのに、

教師が振り返ると生徒がいなかったら。

(生徒がやる気満々で席に座っていても)(加筆)

先生がなんらかの事情で欠席したら。




語る人がいて、耳を傾ける人がいる。

問いかける人がいて、答える人がいる。

逆に耳を傾ける人がいるから、語ることができる。

答える人がいるから、呼びかけることができる。


この相互の交流の事実を淡々と受け入れる人は、

おのずから謙虚で感謝に溢れた心の内に、

ふかぶかとした優しさを宿す人です。


そうした人は私の方が偉いとか、

立派だとか、

優れているとか、

そういった幼稚な心の有り様を既に卒業しているのです。

以下略


出典 「君たちへ」
     著 西経一
(少し文章を変えております。お許しください。)





チームが成長するために「リーダー」と「フォロワー」両方が必要です。

いや、一人で両方の役割が必要です。

全員が。

二つの役割を。




みんなが足取り軽やかにグランドに行けるように。

なぜ足取りが軽いのか。

そこには大切な仲間、思いが通い合った仲間がいるとの確信があるから。

そして、そこでは好きなラグビーができるから。


グランドに着いたら、自分の役割を、考え、見つけ出し、全力で全うし、成長できるように。

互いの成長を尊敬できるように。


今日の年初の全体スキル練習から気合を入れて始めましょう!



中京大学ラグビー部監督
中本光彦

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自己紹介:
スタンド,得点板,照明付き人工芝グランド

クラブハウス(シャワー付き)

ミーティングルーム

など練習に打ち込める設備を完備しています。


また、スポーツ科学部にはラグビーゼミはじめとして、様々なゼミや授業がありアスリートや教員養成の名門として多くの競技者や指導者を輩出しています。

中でも、コーチング演習(ラグビー)やゼミナール(コーチング)等の授業で「スタートコーチ」「ラグビーC級レフリー」の資格も取得できます。
注1)新スタートコーチは授業内講習で取得可能です。
注2)レフリーC級は授業内でレフリングの指導を受けた後、協会の定める公認講習を受講し、資格が認定されたものに卒業単位認定に必要な点数を与えます。つまりレフリーの資格をとると単位が認定されやすくなります。


スポーツ推薦入試はスポーツ科学部、文学部、総合政策学部、経営学部、現代社会学部、工学部にあります。


詳しい入試方法や推薦方式、入試対策、クラブに関する質問などお気軽にご連絡ください。


就職実績は一部上場の大企業や教員・公務員などに進路を決定しております。

下宿はラグビー部で優良な物件を紹介させて頂きます。

奨学金については育英会などの奨学金制度が各種ございますのでご活用いただけます。
申請方法などは学生課にお問い合わせください。

その他質問があればお気軽にご連絡下さい。


中京大学 ラグビー研究室アドレス
nakamom@sass.chukyo-u.ac.jp

中京大学スポーツ科学部 教授
中京大学ラグビー部監督

中本光彦

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