*ブログの転載を禁ずる*
昨日の朝日大学との試合は非常に激しいしびれる試合となりましたが、
19-24で敗れてしまいました。
最高の気持ちでキックオフを迎えることができました。
素晴らしいプレーも連発しました。
これが1次リーグで2敗するチームか!?
目を疑うような素晴らしいチームでした。
ノーサイド後、選手は悲鳴のように泣き、叫び、保護者の方でも涙する人もおられました。
これだけの気持ちで試合に臨めたことを感謝したいと思います。
奪ったトライは3本。
自慢の快速バックスリー(藤井、家喜、松本)が綺麗に1本づつ奪いました。
崩しと個人技が融合した良いトライだったと思います。
練習の成果が出ましたね。
私の反省はもっとモールを組ませてあげるべきだったこと。
朝日大学はラインアウトからの「モールを形成させないで、次の攻撃に備える」ことも多く、
「ジャンパーのみの引き倒し」、「リフターもろとも3人の引き倒し」を3つ交えて対策をしてきました。
一次リーグの朝日大学戦では、中京のモールからのトライが多かったので、
この「対策の対策」はしていたのですが、
中京大学のベンチ、選手ともルール19条9のdから「3人引き倒しはペナライズ」との認識があり、対応に後手を踏みました。
モールを組めた数回はPR高松のシンビンで7人モールと威力も半減し、押し切ることができませんでしたね。
中京大学の強みの一つを消された、私が反省すべき部分の一つでした。
奪われたトライはFWのねじ込み2本と、中京大学ボールのセットプレーからのこぼれ球を抑えられたもの2つでした。
FW平均体重で10kgほど下回りながらも朝日大学の強力FWをよく止めたのですが、セットプレーでの圧力で後手にまわり、後半37分にゴールを明け渡してしまいました。
練習時から、予選リーグから、積み重ねてきた「何か」の総量の差だと思います。
指導者としての責任は感じずにはいられませんでした。
最後に猛攻を仕掛けるも、強固で老獪なDFを仕留めきることができずにノーサイドを迎えました。
メンバーみんなが「楽しかった。」と言い、
控え部員が「あのフィールドに立ちたかった。」
と言ったところに一年間の成長を感じましたね。
女子ラグビーの徳岡選手も「自分の試合でないのにこんなに感動したのは初めて」とのこと。
勝たせてあげたかったし、このチームのこの先をもっと見たかったですが、次節の名城大学戦で村越組はラストゲームを迎えてしまうことになりました。
月並みな言葉ですが、勝って笑って終わることが重要です。
きっと相手もそう思っているでしょう。
4年生が後輩に残せるものはなに?
順位?
次年度の対戦順?
気持ち?
態度?
覚悟?
大学ラグビーの貴重さ?
もっともっと深い部分の何か?
残りの練習は5回です。
たった5回。
永遠に続くかもしれないと勘違いしたくなるくらいの、
後日に人生で最も輝いていたと思い返す、
尊い4年間が、
あとたった5回の練習と1試合で終わりを告げる。
いつかくるであろうが、
目をそらし続けてきた、
現役のラグビー選手から引退する日がはっきり見えたとき。
ラグビー選手としての、人間としての、価値が顕になります。
今後トップリーグなどでプレーを続ける選手もいます。
そうでない選手もいます。
選手とは違うフィールドに夢を持つ選手もいます。
それらの違う立場の感情が、ラストゲームにかける思いを軽いものにしてはいけません。
あれだけの精神状態から敗戦を喫したあと、心のかたちが定まらないこともわかります。
「きりかえ」なんて4文字の言葉で口にできるほど簡単ではありません。
しかし、大学ラグビーは尊い。
別の言葉をさがしたいが、「尊い」が一番良いと思う。
その「尊い」ラグビーに、
スタッフ、部員59名が全力で向き合った1年間のラストを飾りたい。
中京大学ラグビー部はたった一つの価値観を共有してラストゲームに臨みたいと思います。
4年生、頑張れ!!
19-24で敗れてしまいました。
最高の気持ちでキックオフを迎えることができました。
素晴らしいプレーも連発しました。
これが1次リーグで2敗するチームか!?
目を疑うような素晴らしいチームでした。
ノーサイド後、選手は悲鳴のように泣き、叫び、保護者の方でも涙する人もおられました。
これだけの気持ちで試合に臨めたことを感謝したいと思います。
奪ったトライは3本。
自慢の快速バックスリー(藤井、家喜、松本)が綺麗に1本づつ奪いました。
崩しと個人技が融合した良いトライだったと思います。
練習の成果が出ましたね。
私の反省はもっとモールを組ませてあげるべきだったこと。
朝日大学はラインアウトからの「モールを形成させないで、次の攻撃に備える」ことも多く、
「ジャンパーのみの引き倒し」、「リフターもろとも3人の引き倒し」を3つ交えて対策をしてきました。
一次リーグの朝日大学戦では、中京のモールからのトライが多かったので、
この「対策の対策」はしていたのですが、
中京大学のベンチ、選手ともルール19条9のdから「3人引き倒しはペナライズ」との認識があり、対応に後手を踏みました。
モールを組めた数回はPR高松のシンビンで7人モールと威力も半減し、押し切ることができませんでしたね。
中京大学の強みの一つを消された、私が反省すべき部分の一つでした。
奪われたトライはFWのねじ込み2本と、中京大学ボールのセットプレーからのこぼれ球を抑えられたもの2つでした。
FW平均体重で10kgほど下回りながらも朝日大学の強力FWをよく止めたのですが、セットプレーでの圧力で後手にまわり、後半37分にゴールを明け渡してしまいました。
練習時から、予選リーグから、積み重ねてきた「何か」の総量の差だと思います。
指導者としての責任は感じずにはいられませんでした。
最後に猛攻を仕掛けるも、強固で老獪なDFを仕留めきることができずにノーサイドを迎えました。
メンバーみんなが「楽しかった。」と言い、
控え部員が「あのフィールドに立ちたかった。」
と言ったところに一年間の成長を感じましたね。
女子ラグビーの徳岡選手も「自分の試合でないのにこんなに感動したのは初めて」とのこと。
勝たせてあげたかったし、このチームのこの先をもっと見たかったですが、次節の名城大学戦で村越組はラストゲームを迎えてしまうことになりました。
月並みな言葉ですが、勝って笑って終わることが重要です。
きっと相手もそう思っているでしょう。
4年生が後輩に残せるものはなに?
順位?
次年度の対戦順?
気持ち?
態度?
覚悟?
大学ラグビーの貴重さ?
もっともっと深い部分の何か?
残りの練習は5回です。
たった5回。
永遠に続くかもしれないと勘違いしたくなるくらいの、
後日に人生で最も輝いていたと思い返す、
尊い4年間が、
あとたった5回の練習と1試合で終わりを告げる。
いつかくるであろうが、
目をそらし続けてきた、
現役のラグビー選手から引退する日がはっきり見えたとき。
ラグビー選手としての、人間としての、価値が顕になります。
今後トップリーグなどでプレーを続ける選手もいます。
そうでない選手もいます。
選手とは違うフィールドに夢を持つ選手もいます。
それらの違う立場の感情が、ラストゲームにかける思いを軽いものにしてはいけません。
あれだけの精神状態から敗戦を喫したあと、心のかたちが定まらないこともわかります。
「きりかえ」なんて4文字の言葉で口にできるほど簡単ではありません。
しかし、大学ラグビーは尊い。
別の言葉をさがしたいが、「尊い」が一番良いと思う。
その「尊い」ラグビーに、
スタッフ、部員59名が全力で向き合った1年間のラストを飾りたい。
中京大学ラグビー部はたった一つの価値観を共有してラストゲームに臨みたいと思います。
4年生、頑張れ!!
かなり良い「試合前練習」ができました。
中京大学陸上部出身で女子ラグビーに挑戦中の徳岡選手も
「今までで一番雰囲気が良いね」と言っていましたね。
毎年毎年、この時期になるとブログを読み返し、思い出しますが、
年々、試合前の自分自身の
「殺気立った気持ち」が、「落ち着いた気持ち」に変わってきていると感じます。
気持ちが選手時代に近かったのか、
数年前は監督までトランスしていたかもしれません。
今日はびっくりするくらい落ち着いています。
みんなで、練習後に「確認練習」をしているところをみて安心したのかもしれません。
やることやったし、って気持ちです。
今から家に帰って普通の夜を過ごせそうです。
選手はいま決起集会の最中でしょう。良い時間を過ごしていることと思います。
楽しい、苦しい、「しびれる時間」まであと少しです。
選手として、何回 「負けられない試合」、 「しびれる試合」をしたか思い返します。
腹の奥が熱くなるような、背中が震えるような、心が、心の奥がしびれる試合。
私は人生で10試合ないですね。。。貴重な時間です。。。
学生にはそれを、後悔のない時間にして欲しい。
今年のチームはよく仕上がりました。
春からよく練習していましたし、よく怒鳴ってきましたが、よく仕上がりました。
1年生が3人も先発入りし、2年生も多く、非常に若いチームですが、
上級生がアクセントとなって良いチームに仕上がりました、いや、なりました。ですね。
明日の試合は先発メンバーは4年が5人です。
「こいつらが4年の時は危ないな」と感じていた時期が嘘のように、
メンバーには入れなかった4年生もBチームのリーダーとして立派な態度で頑張ってくれています。
今年はシーズン開始の主将の決定から揉めました。
昨年の卒業生が議論に議論を重ねて、決定した主将が村越でした。
監督と選手の間に立って、よく怒られ、プレー以外にも苦しい時間が多かったと思います。
「お前が甘いんだよ!」と何回言葉を浴びせたか分かりません。
そんな中でも部員を態度で引っ張り、良いチームになりました。
他の4年生もよく支えましたね。
彼らが引退するには、まだ早い。
このチームはまだまだ強くなるから。
選手はみんな、生まれた時間も場所も違うけど、、、
明日は「深いところ」、、、
表面だけでなく、、、
ラグビー選手としての、人間としての、
「深い深いところ」でひとつになって。繋がって。支えあって。
全員で勝ちにいこう。
中京大学陸上部出身で女子ラグビーに挑戦中の徳岡選手も
「今までで一番雰囲気が良いね」と言っていましたね。
毎年毎年、この時期になるとブログを読み返し、思い出しますが、
年々、試合前の自分自身の
「殺気立った気持ち」が、「落ち着いた気持ち」に変わってきていると感じます。
気持ちが選手時代に近かったのか、
数年前は監督までトランスしていたかもしれません。
今日はびっくりするくらい落ち着いています。
みんなで、練習後に「確認練習」をしているところをみて安心したのかもしれません。
やることやったし、って気持ちです。
今から家に帰って普通の夜を過ごせそうです。
選手はいま決起集会の最中でしょう。良い時間を過ごしていることと思います。
楽しい、苦しい、「しびれる時間」まであと少しです。
選手として、何回 「負けられない試合」、 「しびれる試合」をしたか思い返します。
腹の奥が熱くなるような、背中が震えるような、心が、心の奥がしびれる試合。
私は人生で10試合ないですね。。。貴重な時間です。。。
学生にはそれを、後悔のない時間にして欲しい。
今年のチームはよく仕上がりました。
春からよく練習していましたし、よく怒鳴ってきましたが、よく仕上がりました。
1年生が3人も先発入りし、2年生も多く、非常に若いチームですが、
上級生がアクセントとなって良いチームに仕上がりました、いや、なりました。ですね。
明日の試合は先発メンバーは4年が5人です。
「こいつらが4年の時は危ないな」と感じていた時期が嘘のように、
メンバーには入れなかった4年生もBチームのリーダーとして立派な態度で頑張ってくれています。
今年はシーズン開始の主将の決定から揉めました。
昨年の卒業生が議論に議論を重ねて、決定した主将が村越でした。
監督と選手の間に立って、よく怒られ、プレー以外にも苦しい時間が多かったと思います。
「お前が甘いんだよ!」と何回言葉を浴びせたか分かりません。
そんな中でも部員を態度で引っ張り、良いチームになりました。
他の4年生もよく支えましたね。
彼らが引退するには、まだ早い。
このチームはまだまだ強くなるから。
選手はみんな、生まれた時間も場所も違うけど、、、
明日は「深いところ」、、、
表面だけでなく、、、
ラグビー選手としての、人間としての、
「深い深いところ」でひとつになって。繋がって。支えあって。
全員で勝ちにいこう。
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プロフィール
HN:
CHUKYO RUGBY
性別:
男性
自己紹介:
スタンド,得点板,照明付き人工芝グランド
クラブハウス(シャワー付き)
ミーティングルーム
など練習に打ち込める設備を完備しています。
また、スポーツ科学部にはラグビーゼミはじめとして、様々なゼミや授業がありアスリートや教員養成の名門として多くの競技者や指導者を輩出しています。
中でも、コーチング演習(ラグビー)やゼミナール(コーチング)等の授業で「スタートコーチ」「ラグビーC級レフリー」の資格も取得できます。
注1)新スタートコーチは授業内講習で取得可能です。
注2)レフリーC級は授業内でレフリングの指導を受けた後、協会の定める公認講習を受講し、資格が認定されたものに卒業単位認定に必要な点数を与えます。つまりレフリーの資格をとると単位が認定されやすくなります。
スポーツ推薦入試はスポーツ科学部、文学部、総合政策学部、経営学部、現代社会学部、工学部にあります。
詳しい入試方法や推薦方式、入試対策、クラブに関する質問などお気軽にご連絡ください。
就職実績は一部上場の大企業や教員・公務員などに進路を決定しております。
下宿はラグビー部で優良な物件を紹介させて頂きます。
奨学金については育英会などの奨学金制度が各種ございますのでご活用いただけます。
申請方法などは学生課にお問い合わせください。
その他質問があればお気軽にご連絡下さい。
中京大学 ラグビー研究室アドレス
nakamom@sass.chukyo-u.ac.jp
中京大学スポーツ科学部 教授
中京大学ラグビー部監督
中本光彦
クラブハウス(シャワー付き)
ミーティングルーム
など練習に打ち込める設備を完備しています。
また、スポーツ科学部にはラグビーゼミはじめとして、様々なゼミや授業がありアスリートや教員養成の名門として多くの競技者や指導者を輩出しています。
中でも、コーチング演習(ラグビー)やゼミナール(コーチング)等の授業で「スタートコーチ」「ラグビーC級レフリー」の資格も取得できます。
注1)新スタートコーチは授業内講習で取得可能です。
注2)レフリーC級は授業内でレフリングの指導を受けた後、協会の定める公認講習を受講し、資格が認定されたものに卒業単位認定に必要な点数を与えます。つまりレフリーの資格をとると単位が認定されやすくなります。
スポーツ推薦入試はスポーツ科学部、文学部、総合政策学部、経営学部、現代社会学部、工学部にあります。
詳しい入試方法や推薦方式、入試対策、クラブに関する質問などお気軽にご連絡ください。
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