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あなたは、何ができる?
わたしは、何ができる?

チームのために。
目標を達成するために。

何ができる?
何を削れる?
何を賭けれる?

努力が報われる保証はない。

ベットしたもの以上のものがかえってくる保証もない。

ラグビーも人生もそんなもんだ。


では、なぜラグビーをしている?
ラグビーをすることそのものが、
目的なのか?
手段なのか?
両方なのか?

手段ならば、
目的は何なのか。

教育か?
自己実現か?
恩返しか?
ジョブか?
趣味か?
ひょっとしたら単なるエゴかもしれないと感じたことはないか?
シンプルに好きなだけなのか?
それらが複合しているし、考えることを途中でやめたことはないか?

そもそも定義する必要はあるのか?




待て、

そもそも、試合に勝った方がいいのか?
勝てばいいのか?


「試合に勝つことが最も価値がある」という趣旨の文言が、
中京大学ラグビー部部則に書かれている。

他にも多くの文言や定義があるが、

中京大学ラグビー部部則の「理念」の項目の一部に書かれている。


入部届に、「部則を遵守する」と署名・捺印した

中京大学の学生のみが、

入部を許可される。


だから、勝った方がいいのか?勝てばいいのか?

という問いに、少なくとも我々の答えはぶれない。



しかし、しかしだ。

所詮、文言である。


書くだけなら誰でもできる。
気持ちがなくても署名も捺印もできる。

ラグビーのルールも、
部則も、
法律も、
どんな文言も、
解釈という言葉で、時、事例、感覚で多少の意味合いを変化させることはできる。

どんな偉大な文も、文言そのものに価値はない。


それを「守ろうとする意思」、

我々は「こうありたい」等

「思い」があってはじめて、価値が生まれる。

また、解釈に私利私欲・私情が入る時、その価値は失われる。



深く考えても、考えなくとも、行き着くところは同じであっても、

価値が多様化する現代に、

大学ラグビーに携わる一員として、

我々が歩んだ道、

思考と行動の過程は明確に持っていたい。



我々は

 ラグビーで 成長し、
 ラグビーを 楽しみ、
 ラグビーで 思いを紡ぐ。

 試合で勝つことが最も価値があると信じ抜く。

少なくとも私はそう考えている。


中京大学ラグビー部56代主将・山本知宙はスポーツ推薦入学ではない。

4年前、山本知宙の入学・入部を中京大学ラグビー部は前提としていなかった。

しかし、縁あって仲間になり、努力し、成長し、思いを紡ぎ、我々の主将となり、

欠かせぬ人となった。

彼と、4年生の、成長と、勝ったところが見てみたい。

中京大学ラグビー部を支えてくれた全ての人たちに感謝して。

明日の試合に臨みたい。


中京大学ラグビー部監督
中本光彦

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スタンド,得点板,照明付き人工芝グランド

クラブハウス(シャワー付き)

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など練習に打ち込める設備を完備しています。


また、スポーツ科学部にはラグビーゼミはじめとして、様々なゼミや授業がありアスリートや教員養成の名門として多くの競技者や指導者を輩出しています。

中でも、コーチング演習(ラグビー)やゼミナール(コーチング)等の授業で「スタートコーチ」「ラグビーC級レフリー」の資格も取得できます。
注1)新スタートコーチは授業内講習で取得可能です。
注2)レフリーC級は授業内でレフリングの指導を受けた後、協会の定める公認講習を受講し、資格が認定されたものに卒業単位認定に必要な点数を与えます。つまりレフリーの資格をとると単位が認定されやすくなります。


スポーツ推薦入試はスポーツ科学部、文学部、総合政策学部、経営学部、現代社会学部、工学部にあります。


詳しい入試方法や推薦方式、入試対策、クラブに関する質問などお気軽にご連絡ください。


就職実績は一部上場の大企業や教員・公務員などに進路を決定しております。

下宿はラグビー部で優良な物件を紹介させて頂きます。

奨学金については育英会などの奨学金制度が各種ございますのでご活用いただけます。
申請方法などは学生課にお問い合わせください。

その他質問があればお気軽にご連絡下さい。


中京大学 ラグビー研究室アドレス
nakamom@sass.chukyo-u.ac.jp

中京大学スポーツ科学部 教授
中京大学ラグビー部監督

中本光彦

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